依存症にはたくさん種類がありますが、
「アルコール依存症」って聞くとどんなイメージをしますか?
 
朝から晩まで仕事をしないで飲んだくれた旦那が酒乱になり、
奥さんと子供に八つ当たりしてしまうみたいなストーリーを
ドラマでよく見たかたも多いと思います。
 
私の知り合いにも朝から飲んだくれて仕事をしない旦那さんが
いました。奥さんが一人で会社を経営しながら
子育てをしていたのですが、なんだか切ない気がしました。

このようにアルコール依存症は大切な人を傷つけたり、
人生まで狂わせてしまいます。

さらに肝臓に負担をかけてしまうので
自分の命さえ落としてしまう事もあるとっても怖い病気です。

今回は意外と知られていないアルコール依存症の
4つの原因と5つの症状をお話したいと思います。

アルコール依存症って?

アルコール依存症とは、ご存知の方も多いと思いますが、
簡単に言ってしまえば
お酒を飲まずにいられなくなってしまう病気」です。

20歳を過ぎると忘年会や新年会、大学なら合コン、
会社勤めの方は打ち上げなどで上司や同僚から誘いがかかり
お酒を飲まなくてはいけないイベントがでてきます。

ほかにも、つらいことがあるとお酒に頼ってしまったりする
こともでてきますので、アルコールとは無縁の生活は
難しいかもしれません。

現代の若い人はお酒はあまり飲まなくなってきましたが、
なんだかんだいっても、古くから人間関係を構築するのに
利用されてきたのがお酒です。

しかし、そのお酒によって人生を狂わされてきた人も多いのも
事実です。

まず、毎日お酒ばかりにおぼれていると
少しぐらい飲んだくらいでは物足りなくなり、

やがてアルコール中毒にかかりやすくなり
お酒をやめられなくなるようになります。

お酒を飲むようになったら

悪ふざけをしたり、悪態をつくようになり、
人間関係を傷つけてしまうなど
お酒で失敗する人もいます。

このようにアルコール依存症は、そんなお酒の失敗が
普通では考えられないくらい起きてしまい
お酒を止めたくても止められない状態になってしまう事を言います。

実は、ほかにもアルコール依存症の症状はいろいろと
ありますので、ぜひ以下の内容を知っておきましょう。

アルコール依存症の5つの症状

アルコール依存症の症状は大きく以下の5つに分ける事が出来ます。

(1)アルコールが手放せなくなる、依存症を認めない

アルコール依存症になると、何かと理由を付けて
アルコールが手放せない状態になってしまいます。

また、アルコールが手放せない事に対しても
何かと理由を付けて自分が依存症である事を
一切認めようとしない状態にもなります。

(2)お酒がないと体調がおかしくなる

アルコール依存症になると、アルコールが身体から抜けると
イライラしたり眠れなくなったり
身体のあちこちに不調が出てきてしまいます。

離脱症状がひどくなると、幻覚や幻聴など
実際には起こっていない事が起きているように
感じてしまう事もあります。

(3)他の病気を引き起こす

アルコール依存症になると、アルコールの過剰摂取が長期間続きます。

アルコールの過剰摂取を続けていると、
アルコールによるダメージをもろに受ける肝臓の病気や
高血圧.糖尿病など他の病気を引き起こしてしまう事があります。

肝臓は「無言の臓器」と言われていて、
症状が出た時には手遅れになっといる事も多く
アルコール依存症に命を落とす事もあります。

(4)精神的に不安定になる

アルコール依存症になると、
それまでは大人しい性格だった人が荒っぽい性格に
なってしまったりうつ病になってしまったり
精神的に不安定になってしまう事があります。

よく酒乱といわれるのがこの部類にはいります。

(5)日常生活に支障が出る

アルコール依存症になると、
アルコールがないと何も出来なくなってしまいます。

アルコールによるトラブルが増えて、
普通の暮らしをするのが難しい状態になり
日常生活に大きな支障が出る事があります。

ではアルコールの原因はどんなのがあるのでしょうか。
以下の内容を確認していきましょう。

アルコール依存症の原因4つ

アルコール依存症にかかる人といえば
お酒が好きな人がなるイメージがしますが、
じつはそうではありません。

アルコール依存症の原因は以下の4つがあります。

(1)お酒に強い体質の人はアルコール依存症になりやすい

身体の中に入ったアルコールは肝臓で分解されると、
アセトアルデヒドという有害物質を出します。

お酒に強い体質の人は、このアセトアルデヒドに
対して酵素が活発に働くので酔いにくく
無意識にお酒を飲みすぎてしまう傾向があります。

お酒に強い体質の人は、アルコール依存症になりやすいと言われています。

(2)家族にアルコール依存症がいると遺伝しやすい

家族にアルコール依存症の人がいる場合、
患者を支える家族も大きなダメージを受けやすく
家族もアルコール依存症になってしまう事があります。

家族にアルコール依存症の人がいる場合といない場合では、
アルコール依存症の発症率が4倍も違うという驚きのデータも出ています。

(3)ストレスが強いとアルコール依存症になりやすい

強いストレスがかかった時に、そのストレスを
少しでも減らそうとあれこれ試行錯誤をします。

ストレス発散の方法がお酒に走ってしまった時、
最初は少量飲むだけでも満足していたお酒の量が
どんどん増えていきアルコール依存症になってしまう事があります。

(4)若いうちからお酒を飲み始めるとアルコール依存症になりやすい

一般的にお酒が飲めるようになるのは20歳から…と言われていますが、
中には未成年のうちから大人には内緒でお酒を飲み始める人もいますよね。

若いうちからお酒を飲み始めると、
アルコール依存症になる可能性が高くなるというデータが出ています。

まとめ

アルコール依存症の原因と症状…いかがでしたか?

アルコール依存症は、お酒を飲みすぎてしまうだけの
病気ではなくお酒好きの人がなる病気でもありません。

お酒を飲む人なら誰でもなる可能性がある病気です。

なってしまうと心も身体もボロボロになってしまい、
命を落とす事もあります。

酒は飲んでも飲まれるな
って言葉がありますが、まさにその通りです。

本当は「酒は飲まなくてもいいなら飲むな」のほうが
もっと良いと思います。

アルコール依存症を予防するには、
「正しいお酒の飲み方を覚える事」
「お酒以外のストレス発散方法を見つける事」です。

アルコール依存症にならないように、
くれぐれも気を付けたいところですね。