不眠症とうつ病…どっちも眠れなくなる症状は一緒だし、
同じなんじゃないの?違いなんてあるの?と思われている方…
 
確かにうつ病の患者さんで不眠で苦しんでいる方は9割いると言われています。
 
ですが、不眠症=うつ病ではないのです。
 
不眠症とうつ病から来る不眠症は同じようで、実は違いがあるんです。
今回は、不眠症とうつ病から来る不眠症の違いについて少しお話しをしたいと思います。

不眠症とうつ病の違いは?

不眠症の種類には以下の4種類あります。

・入眠障害:眠るまでに時間がかかる
・中途覚醒:夜中に何度も目が覚めてしまう
・早朝覚醒:予定時間より早く目が覚めてしまう
・熟眠障害:眠ってるのに眠った気がしない

と、大きく分けてこれだけありますが…

一般的には神経症の代表的な症状になります。

このような神経症から来る不眠症の場合は、
不眠の訴えがあっても脳波を測定してみると
実はきちんと睡眠を確保出来ている場合が多いです。

目が覚めてしまった時は、
起きてしまって眠れなくなってしまった事に対して

焦ったり小さな物音に睡眠を邪魔されたと感じて
イライラしたりする事があります。

わかりやすく言えば、身体はちゃんと眠っている状態なのに
眠っていないように感じてイライラしまうのが神経症から来る不眠症
です。

一方…うつ病からくる不眠症の場合は、
脳波を測定してもきちんと睡眠を取れていない場合が多く
不眠とは真逆の眠りすぎてしまう過眠症の症状も出てきたりします。

目が覚めてしまった時は、寝ている家族を起こさないように
ベッドを離れたりして1人で静かに別の部屋にいたり
窓の外の景色を眺めていたりします。

これもわかりやすく言えば、眠いのに眠れないかと思えば
寝たくないのに寝すぎてしまうのがうつ病から来る不眠症です。

神経症から来る不眠症とうつ病から来る不眠症では治療方法にも違いがあります。

神経症から来る不眠症の場合は、睡眠時間にとらわれないように
カウンセリングなどを行い睡眠に対する考え方を変えていく治療をまずは行います。

うつ病から来る不眠症の場合はカウンセリングだけでなく、
崩れた中枢神経のバランスを整えながら、
安定剤や睡眠導入剤を処方して睡眠を促す治療を行います。

まとめ

不眠症とうつ病の違い…ちょっとわかった感じはしましたか?

最後に注意してほしい事がひとつあります。

不眠に悩まれている方.苦しんでいる方
不眠症か?うつ病か?
自己判断は絶対にしないでくださいね!

生活習慣の見直しをしても不眠が改善されない場合は
病院で相談して診断は必ず病院でしてもらいましょう!