朝起きるのがつらい…
めまいや立ちくらみがする…
疲れやすいし疲れがなかなか取れない…
肩こりや頭痛がある…
 
皆さん、このような症状が出た事はありませんか?
 
それはもしかしたら「低血圧」かもしれません。

「低血圧」という言葉は良く見聞きするけれど、なぜ
なってしまうのかはあまり知らない人が多いでしょう。

実は低血圧には、3つの種類があります。
そして原因や改善法もそれぞれ違います。

そこで今回は、低血圧についての
さまざまな原因や改善法についてご紹介します。

 

低血圧とは?

低血圧とはどのような状態をいうのかということを
確認する前に、まずは血圧について知っておきましょう。

そもそも血圧とは何?

私たちの身体全体には、血液が流れています。

その血液を身体全体に流すポンプの役割を果たしているのが
心臓です。

心臓から送り出された血液の量や、血液が血管を通る時の
勢いを「血圧」と言います。

血圧には「最高血圧」と「最低血圧」があります。

「最高血圧」とは、血管内の血液量が増えて血液の流れる勢いが
最も高くなった時の血圧数の事を言います。

「最低血圧」とは、血管内の血液量が減って血液の流れる勢いが
最も低くなった時の血圧数の事を言います。

血圧は健康のパロメーターでもあり、WHOで基準値が
決められています。

WHOで決められた血圧の基準値は、「至適血圧」と言います。

「至適血圧」は最高血圧が120mmHg未満、最低血圧が80mmHg未満と
されています。

低血圧とは?

「低血圧」とは、まさに字の通り、血圧が低い状態の事を
言います。

もっとわかりやすく説明すると、私たちの身体全体に流れている
血液の勢いが弱い状態の事を「低血圧」と言います。

低血圧の基準は、明確には決められていません。

しかし、先程お話した「至適血圧」を基準にすると、最高血圧が
100mmHg未満が低血圧の状態になります。

低血圧は男性よりも女性に多く、女性の5人に1人は低血圧
言われています。

 

低血圧の種類3つと原因とは?

低血圧には、実は種類が3つあります。

種類が3つあるという事は、低血圧の原因も種類別に
3つに分ける事が出来ます。

1.起立性低血圧

「起立性低血圧」とは、自律神経の乱れが原因で起きる
低血圧です。

脳への血液量が低下する事で起きるので「脳貧血」とも
言われています。

自律神経が乱れる原因は、ストレスが大きく関係しています。

起立性低血圧では、自律神経が乱れている事で、寝ている状態から
起き上がる時にクラクラするめまいや、立ちくらみなどが
症状として出ます。

2.二次性低血圧

「二次性低血圧」とは、他の病気が原因で起きる低血圧です。

二次性低血圧の原因となる代表的な病気は、糖尿病や循環器、
内分泌系の病気です。

病気だけが原因ではなく、服用している薬の副作用が原因で
低血圧になる事もあります。

3.本能性低血圧

「本能性低血圧」とは、他の病気が原因になっている訳でもなく
明らかな原因がハッキリしない状態で常に続いている低血圧です。

ハッキリとした原因は明らかになっていませんが、遺伝や体質が
関係していると言われています。

また、最近では下半身の筋力不足も、本能性低血圧の原因の一つとして
考えられています。

これは、男性よりも女性に低血圧が多い理由に、女性の方が下半身の
筋力が弱く、重力で下半身に落ちてきた血液を心臓まで送り出す力が
弱いという説があるからです。

 

低血圧改善法3つとは?

低血圧を改善するための対策は、低血圧の種類や原因ごとに対策をする必要があります。

低血圧の種類と原因は3つありました。
つまり、低血圧の改善の仕方も、3つに分ける事が出来ます。

1.自律神経のバランスを整える

自律神経のバランスを整えてあげると、低血圧を予防したり
改善する事が出来ます。

《自律神経のバランスを整えるコツ》

・交感神経を刺激する「チラミン」を多く含んだヨーグルトやチーズなどの
 乳製品、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類を食べましょう。

・規則正しい生活をして、乱れた体内時計をリセットしましょう。

・ストレスを溜め込まないように、気分転換をしましょう。

2.血液の量を増やす

低血圧は、身体全体を流れる血液の勢いが弱くなっている
状態です。

血液量が増えると、弱くなった血液の勢いが良くなって
低血圧を予防したり改善する事が出来ます。

《血液量を増やすコツ》

・低血圧の時には塩分を少し多めに(3gくらい)摂って、
 血液量を増やしましょう。

・1日1~2Lの水分を摂取して、血液量を増しましょう。

・適度な運動で血液の流れをよくして、運動後は牛乳を
 コップ1杯飲んで自律神経の乱れも整えましょう。

3.下半身の筋力をつける

下半身に落ちた血液が心臓へテンポよく戻るように、下半身の
筋力アップをすると、低血圧を予防したり改善する事が出来ます。

《下半身の筋力アップする時のポイント》

・体重に対する筋肉量の割合は、男性なら31%以上、女性なら
 26%以上になるように心がけましょう。

・低血圧の症状がひどい時は無理をせず、座ったり寝たまま
 出来るエクササイズをしましょう。

 

まとめ

低血圧について3つの種類、原因と改善法、いかがでしたか?

低血圧の経験がある人の多くは、起立性低血圧や本能性低血圧で
あることが多いです。

しかし、他の病気が原因の二次性低血圧の可能性ももちろんあります。

どの低血圧にせよ、自己判断するのは絶対にやめましょう。
低血圧かもしれないと感じたら、まずは病院へ行く事をお勧めします。