女性は男性に比べ、むくみやすい体質をしています。
 
妊娠中は全身の血液量が妊娠前に比べ増え、体の血液と水分の
バランスが崩れやすいので、さらにむくみやすくなります。

妊娠中に足がむくんでつらい思いをしている妊婦さんも
多いのではないでしょうか。

また、出産により大量の血液や羊水が体の外へ出るため、体が
水分の不足を感じ、体の中に水分を溜め込もうとする働きをするため、
産後もむくみやすくなります。

妊娠中や産後の足のむくみの原因や、対処方法について
考えていきたいと思います。

 

妊娠中のむくみの原因6つとは?

妊娠中むくむ原因としては、以下の6つが挙げられます。

1.妊娠後期は子宮が大きくなることで、その圧迫により
下半身の血流が悪くなる

2.ホルモンバランスの崩れ

3.塩分のとり過ぎや、運動不足

4.冷えによる血行不良

5.衣服のしめつけ

6.ストレスや疲れ

 

産後のむくみの原因3つとは?

産後、むくみの原因は主に以下の3つです。

1.授乳のために体が水分不足になり、むくみやすい

2.生活の変化によるストレスや寝不足などの疲れにより、
ホルモンバランスが崩れてしまうため

3.産後の痛みなどにより運動不足になってしまうため

 

むくみの解消方法10つ

1.軽い運動

妊婦さんにとってウォーキングは手軽にできる運動です。
おなかが張りやす時は無理をしない方がよいので、体調を見ながら
行いましょう。

足首を回したり、座って足裏を床に着けた状態で、指先の上げ下げ等も
良いでしょう。

産後も体調を見ながら、ベッドでできる体操や、軽いウォーキングから
始めてみましょう。

2.足や体を温める

靴下をしっかり履いて足を冷やさないようにしたり、足浴で下半身の
血行を促すのも良い
です。
足浴はリラックス効果もあるので就寝前に行うのも良いです。

3.足をあげる

寝る時は足の下にクッションやタオルを丸めた物を入れたりして、
足を高めにして休むと良いです。

4.むくみ解消靴下を使用する

体を締め付けすぎないような物を選び、使用すると良いでしょう。

5.休息をしっかり取る

疲れやストレスなどで、ホルモンバランスが崩れむくみが起こることも
あるので、睡眠をしっかり取りゆっくり休むことも必要です。

6.食生活の改善

塩分をとりすぎるとむくみやすくなるので、塩分は控えめにし、
インスタント食品も控えるようにしましょう。

7.カリウムの多い食事をとる

カリウムはむくみを改善する作用があるので積極的にとるのも良いです。

りんご、バナナ、スイカなどの果物や、キュウリ、トマト、なすなどの野菜、
納豆、こんぶ、わかめなどの海草類、アサリなどがあります。

8.マッサージ

リンパにそって行うのが効果的です。足首を両手ではさみ、ふくらはぎを通り
ヒザ裏へ撫でるように上がっていきます。

次に太ももの裏側から足の付け根にむけて撫でていきます。同じ動作を3回程
繰り返していきます。

後期になり自分で行うのが大変な時は、パートナーなど家族に手伝ってもらうのも
良いのではないでしょうか。

9.ゆったりした服装にする

きつめの洋服を着ることで締め付けられて血行不良になることもあるので、
ゆったりとした洋服を着るようにします。

10.足つぼマッサージ

・三陰交(さんいんこう)
むくみや冷え性、腰痛にも効果があるツボです。内側のくるぶしの尖っている部分から
上に指4本分上がった場所です。両手の親指で深く押し込むように片足ずつ交互に行います。

・足三里(あしさんり)
足の疲れを取り、下半身のむくみを解消するツボです。つわりにも効果があります。
膝の外側、お皿の下から指4本分下がった、くぼんでいる場所です。

 
このように、妊娠中・産後に起こる足のむくみには様々な理由が考えられますが、
いずれも出産後もしくは産後1か月程で消失します。

それまではいくつかある対処方法を試してみて、自分にあった方法を見つけていくと
良いのではないでしょうか。

また、一日寝ても解消されず何日もむくんでいる状態の場合は、
妊娠中毒症など心配な症状もあるので、受診した方が良いかもしれません。