「歯周病を予防しよう!」という言葉をTVのCMでよく耳にしませんか?
 
でも、歯周病とはいったいどんな病気なのか?
何が原因なのか?予防する方法はなんなのか?
 
こういったことを詳しく知る機会はすくないと思います。
そこで今回は歯周病になる4つの原因や歯周病を予防する3つの歯磨きのコツを
お話したいと思います。

歯周病とは?

歯周病とは、歯を支える土台になっている歯茎や骨がダメージを受けて
症状が悪化すると歯が抜けてしまう病気の事を言います。

歯周病には種類がある!

歯周病は症状の進行具合により、種類が2つに分けられています。

(1)歯肉炎

歯茎が腫れてしまい炎症を起こしている状態の事を言います。
歯肉炎さ歯周病の始まりの段階です。

(2)歯周炎

歯肉炎が悪化して歯茎から膿が出てきたり歯がグラグラして
いつ抜けてもおかしくない状態の事を言います。
歯周炎は、「歯槽膿漏」とも呼ばれていて重度の歯周病です。

歯周病になる4つの原因

~歯周病を引き起こすのは「歯垢」!~

歯の表面に白いモヤモヤした塊がくっ付いている事はありませんか?
それは「歯垢」です。

歯垢は食べカスなどに細菌がたくさん集まって出来た塊で
「プラーク」とも呼ばれています。

歯の表面にくっ付いた歯垢は粘着力が強く、
時間が経つとカチカチに固まって「歯石」になり、なかなか取り除く事が出来なくなります。

歯周病は「歯垢が口の中に溜まりすぎる事」が原因で引き起こされます。

~歯垢が溜まりすぎる原因~

歯周病を引き起こす歯垢が溜まりすぎてしまう原因は4つあります。

(1)間違った歯磨き

「歯磨きは毎日してるから大丈夫!」
と思っていても、実はきちんと歯磨き出来ていない人がほとんどです。

歯垢は粘着力がとても強いので、ブラシがきちんと当たっていないと取り除く事が出来ません。
間違った歯磨きで歯垢の磨き残しがあると、細菌が歯茎に侵入して
炎症を起こし歯周病になりやすくなります。

(2)タバコの影響

歯茎には毛細血管がたくさん通っていて、
毛細血管を流れる血液から歯茎に栄養が流されています。

タバコを吸うと、毛細血管がキュッ!と縮こまり歯茎に栄養が流れなくなってしまいます。

栄養が流れなくなった歯茎は抵抗力が低下して炎症を起こしやすくなり、
ちょっとした刺激でも出血するようになります。
タバコを吸っていると、知らぬ間に歯周病になってしまう事があります。

(3)歯並びの影響

歯並びが悪い場所は歯磨きをしても歯ブラシが届かず磨き残しが多くなり、
炎症を起こしやすくなります。
歯並びの影響で、歯周病になってしまう事があります。

(4)ストレスの影響

ストレスは歯のトラブルとは無関係と思われがちですが…実はかなり深い関係があります。
口の中には自分で細菌を洗い流す自浄作用が備わっています。

ストレスを感じると免疫力が低下して自浄作用が弱くなってしまいます。
自浄作用が弱くなると口の中には細菌が繁殖しやすくなり、歯周病になってしまう事があります。

歯周病を予防する3つの歯磨きのコツ

歯周病を予防するには毎日の歯磨きの時、以下の3つをちょっとだけ意識してみましょう。

(1)小さめ歯ブラシで歯磨きしよう!

歯磨きの時、どんな歯ブラシを使っていますか?
磨きやすいから…と大きめ歯ブラシを使っていませんか?

実は歯ブラシは、小さめタイプを使った方が歯磨きの時に
細かい部分までブラシが届きやすく磨き残しが少なくなります。
オススメなのは子供用の歯ブラシです。

(2)歯磨き粉だけでなく洗口液も使おう!

皆さん歯磨きする時、必ず歯磨き粉は使っていると思います。
でも実は歯磨き粉だけでは歯垢は落とし切れないのをご存知でしたか?
歯磨きの時には、洗口液も一緒に使うようにしましょう。

洗口液はただ口の中をサッパリさせるだけでなく、
歯にくっ付いた歯垢をやわらかくして落としやすくしてくれます。
また、洗口液には殺菌効果もあるので口の中で細菌が繁殖するのも抑えてくれます。

(3)歯を磨く時は歯と歯茎の間を念入りに!

歯磨きをする時って、目に見える歯の表面はしっかり磨きますよね。
でも実は、歯垢が一番残りやすいのは歯と歯茎の間にある歯周ポケットの部分なんです。
歯磨きをする時は、歯と歯茎の間を念入りに磨くようにしましょう。

力強くゴシゴシ磨くのではなく、優しく磨くようにしましょう。
歯ブラシの角度を45度にすると歯周ポケットの中にも歯ブラシが届きやすくなります。

まとめ

歯周病になる4つの原因や歯周病を予防する3つの歯磨きのコツ…いかがでしたか?
歯周病は毎日の歯磨きで予防する事が出来る病気です。

逆に毎日の歯磨きを怠ると、歯周病はあっという間に
悪化をしてしまい大切な歯を失う事になります。

いくつになっても自分の歯でご飯を食べたくないですか?

歯を失うなんて…絶対に嫌ですよね。

今回ご紹介した3つの歯磨きのコツは、どれもちょっと
意識をするだけで簡単に出来る事ばかりですよね。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。