そんなゴシゴシ歯磨きしてるわけでもないのに歯磨きするといつも出血したり、
歯茎が腫れぼったい感じになったりはしていませんか?
それはもしかしたら「歯肉炎」かもしれません。
歯肉炎は数多くあるお口トラブルの中でも最も多く、
悪化すると歯周病になって大切な歯が抜けてしまう事があります。
そこで今回は歯肉炎の原因や症状、予防法についてご紹介したいと思います。
歯肉炎とは?
歯肉炎とは、歯周病の始まりの症状で歯茎が炎症を起こして腫れている状態の事を言います。
~歯肉炎の症状は?~
健康な歯茎の色や状態をご存知ですか?
健康な歯茎の色はキレイなピンク色をしていて、キュッ!と引き締まっています。
しかし歯肉炎になると歯茎が炎症を起こして腫れてしまいます。
炎症を起こした歯茎は赤黒くなり、ブヨブヨとした感じになります。
通常、健康な歯茎は、よほど力強く歯ブラシでゴシゴシ磨かない限りは
出血したりする事はありません。
しかし、歯肉炎で炎症を起こしてブヨブヨになった歯茎は
軽く擦っただけでもすぐに出血してしまいます。
歯肉炎の原因は?
歯肉炎になる一番の原因は「間違った歯磨きをしている事」です。
毎日歯磨きをしているのに歯肉炎になってしまうのは
間違った歯磨きをしていて食事で歯にくっ付いた食べカスなどを落とし切れていないからです。
食べカスは歯に残ったままになると、歯垢になって細菌がたくさん繁殖してしまいます。
細菌が繁殖した歯垢は、歯茎に炎症を起こす原因になります。
歯肉炎の予防法
歯肉炎を予防法するには「正しい歯磨きを覚える」「定期的に歯科検診を受ける」事が大切です。
~正しい歯磨きを覚えよう!~
普段、どんな風に歯磨きをしていますか?
歯ブラシに歯磨き粉を付けて歯をゴシゴシ…という方がほとんどではないでしょうか?
でも、ただ歯をゴシゴシ磨くだけでは歯にくっ付いた食べカスは落としきれません。
食べカスが一番残りやすいのは、実は歯と歯茎の境目です。
歯磨きの時には、この部分を丁寧に磨きましょう。
また、力強くゴシゴシ磨くのは、歯ブラシで歯茎を傷付けてしまい、
そこから細菌が侵入して歯肉炎になってしまう事があるので優しく磨きましょう。
歯磨き粉だけでなく、洗口液も一緒に使いましょう。
食べカスが残りにくくなり細菌を殺菌する効果があります。
今は歯肉炎予防を売りにした商品がたくさん出ているので、
好みの商品を使ってみるのもオススメです。
~年に1度は歯科検診を受けよう!~
歯科検診を定期的に受けていますか?
子供の頃は学校で必ず歯科検診があったけど、
大人になってから歯科検診を受ける事って正直あまりないですよね。
でも、歯科検診ってとっても大切なんです。
歯科検診では、歯や歯茎の状態を細かく把握する事が出来て
正しい歯磨きな仕方を教わる事が出来ます。
年に1度は歯科検診を受けるようにしましょう。
歯医者ってたくさんあるので、どこに行こうか悩む時にはネットの口コミを
参考にしたりして評判がよい歯科へ行くことをオススメします。
まとめ
歯肉炎の原因.症状.予防法…いかがでしたか?
歯肉炎から歯周病になって、歯が抜けてしまうのは絶対嫌ですよね?
正しい歯磨きをすれば、歯肉炎は改善する事が出来ます。
今日から正しい歯磨きをして、大切な歯を守りましょう!