「汗=臭い」というイメージは、世間一般ではかなり定着しています。
 
そしてそのようなイメージがあるせいで
「汗なんて出なければいいのに」
と汗を厄介者扱いしている人もかなり多いでしょう。
 
でも実は、汗そのものは無臭だという事を皆さんご存知でしたか?

ではなぜ「汗=臭い」というイメージが定着してしまったのしょうか。

そもそも汗はなぜ出るのか、汗が臭くならない対策法はないかどうか
気になるのではないでしょうか。

今回は汗についての豆知識と、もともとは無臭の汗が臭くなる原因と
その対策法についてまとめてみます。

 

汗についての豆知識2つとは?

汗はどこから出るのか?汗の働きは一体何なのか?
まずは汗について知りましょう。

1.汗はエクリン腺から出る

汗は毛穴から出てきていると思っていませんか?
でも、実は違います。

汗はエクリン腺という汗腺から出てきます。
このエクリン腺から出てくる汗は、ただの水分なので無臭なのです。

2.汗は体温調節になくてはならないもの

そもそも汗は何のために出るのでしょうか。
汗は体温調節をする為に出てくるのです。

人間は汗として出した水分を蒸発させたりして、身体の体温調節を
しています。

体温調節が出来ないと、身体にはあちこちに悪影響が出てきます。

つまり、汗は身体を守る為には必要な身体機能のひとつで、
なくてはならないものです。

汗が臭くなる原因2つとは?

もともとはただの水分で無臭の汗が臭くなってしまう原因は2つあります。

1.汗を放置してしまう事

2.汗に雑菌が繁殖してしまう事

汗をかいてからしばらく放置すると、皮膚に付着している皮脂や垢が
汗に吸収されます。

吸収された皮脂や垢は、汗の水分やムレなどが原因となり
汗に雑菌を繁殖させます。

雑菌が繁殖した汗は無臭ではなくなり、嫌な臭いを発生させます。

つまり、私たちが感じる汗臭さの本当の正体は、「汗そのもの」ではなく
「汗に繁殖した雑菌の臭い」なのです。

汗が臭くならない対策法2つをチェック!

汗が臭くならないようにするには、汗に雑菌が繁殖しないようにする事が
とても大切になります。

そこでオススメしたい、汗を臭くしない対策法は以下の2つです。

1.水分を含ませたタオルでこまめに汗を拭き取る

汗に雑菌が繁殖して、汗臭さを出すまでにかかる時間は
約1~2時間と言われています。

汗に雑菌を繁殖させないようにするためには、こまめに汗を
拭き取るようにしましょう。

この時、汗を拭き取るタオルは乾いたタオルではなく、おしぼりなど
水分を含ませたタオルで拭き取る事をオススメします。

おしぼりはなかなか持ち歩けないと思うので、薬局やコンビニなどに
売られている汗拭きシートでこまめに汗を拭き取るのが簡単な対策法になります。

ちなみに、なぜ乾いたタオルがダメなのかと言うと、乾いたタオルは
肌表面にある汗を全て拭き取ってしまい肌を乾燥させてしまいます。

肌が乾燥すると、人間の身体は肌を潤そうとして必要以上に汗を出します。

つまり、乾いたタオルで汗を拭き取ると拭けば拭くほど汗が出てきてしまい
必要以上に汗を出してしまう…という逆効果になってしまうのです。

2.制汗剤を使用する

なかなかこまめに汗を拭き取れないという方も多いでしょう。
そんな方にオススメなのが制汗剤です。

制汗剤には、汗の量を抑えてくれたり、汗に雑菌が繁殖するのを
防いでくれるという2つの効果があります。

こまめに汗を拭き取れなくても、制汗剤ならシュッとスプレーするだけで
良いので、かなり簡単な対策法になります。

ただし、制汗剤の使いすぎには注意をしてください。
制汗剤の使いすぎは、肌に必要な善玉菌も殺してしまう事があります。

制汗剤の使いすぎで肌に必要な善玉菌がなくなってしまうと、
肌本来が持っている働きが弱くなり、逆効果になってしまいます。

また、汗を出したくないが為に制汗剤を全身に使うのも
あまりオススメではありません。

制汗剤は汗が出てくる汗腺をふさいで汗が出るのを抑える為、
身体に負担を与えます。

使用する場所はワキや足など、汗がたくさん出やすい場所だけ
にしましょう。

制汗剤は色々な種類が出ています。
あれこれ一気に試さず自分に合ったタイプのものを選んで、
正しい使い方をしましょう。

 
汗が臭くなる原因と対策法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

「汗=臭い」という定着したイメージは、実は間違いだったのです。
まさか汗そのものは臭くないなんて…とビックリした方も
いたのではないでしょうか?

汗は人間が体温調節するには、なくてはならない必要なものです。
汗を臭くするのは汗に繁殖してしまった雑菌です。

「汗=臭い」ではなく「雑菌=臭い」だったのです。

これまでは汗を厄介者扱いしていた人も、汗そのものは実はただの水分で
無臭だとわかったら、汗が臭くなる前に早め早めに今回ご紹介した
対策法を実践してみてください。

早め早めに対策をすれば、汗は臭くなりません。
しっかり対策を取って、汗と上手に付き合っていきましょう。