ちょっとしたことでも、そんな怒らなくてもいいのに…
と言いたくなるような「癇癪持ち」の人って結構身近にいるのではないでしょうか。
 
癇癪持ちさんと接すると、こっちまでイライラしてしまって
嫌な気分になってしまう事はよくあります。
 
「なぜ癇癪持ちさんは怒りやすいのか?」
「癇癪持ちさんと上手に付き合うにはあるコツはあるのか?」
 
これらについて今回はスポットを当てて
癇癪持ちの原因と上手に付き合うコツをご紹介していけたらと思います。

癇癪持ちとは?

わたし達には喜怒哀楽の4つの感情があります。
この感情の中でも一番激しい感情が「怒」です。
誰でも怒ればイライラしたりしますよね。

でも、荒れ狂うほど怒る事ってほとんどないと思います。

それは他の感情も含めて、わたし達は感情を上手くコントロールしているからです。
癇癪持ちとは、この「怒」の感情を上手くコントロール出来ない状態の事を言います。

癇癪持ちの原因

~癇癪持ちさんは不安が強い人!?~

癇癪持ちさんが怒りを爆発させる時、
その裏には実は「不安」が隠れている事があります。

攻撃的な人は自分の不安を隠すために、
その感情を怒りや嫌味など攻撃的な行動に置き換えると言われています。

このような行動を、難しい言葉では「防御規制」と言います。

「防御規制」とは、危機的な状況になった時に自分の心を守る為に起こす行動です。

防御規制は以下の3つに分類されています。

①置き換え
恐怖や不安を感じた時、その感情を元の原因ではない代理の人にぶつける事

②合理化
自分に良くない事が起きた時、自分を正当化させる為に何かと理由を付けて責任転嫁などをする事

③投影
自分が誰かを嫌っている時、「相手が自分のを嫌っている」と自分が感じている感情を相手が感じていると思い込む事

癇癪持ちさんは不安がかなり強い人で、
不安から自分を守ろうとするあまり防御規制が暴走してしまい
「怒」の感情を上手くコントロール出来なくなってしまう事があります。

~癇癪持ちさんは理想が高い人!?~

癇癪持ちさんは、理想が高く相手に何かを求める感情が強すぎる傾向があります。
理想を高く持つのは、決して悪い事ではありません。

でも、求める結果が高すぎれば実際の結果とのズレが大きくなってしまう事があります。

理想が高い人は、相手に色々求め過ぎてしまいなかなか満足感を得る事が出来ません。
癇癪持ちさんは満足感が得られない事に「怒」を感じてしまい、感情をコントロール出来なくなる事があります。

癇癪持ちさんと上手く付き合うコツ

癇癪持ちさんとはなるべく関わりたくなくても、
どうしても関わらなければいけない時って絶対ありますよね。

そんな時は、以下の2つの事をちょっとだけ意識して接してみてください!

①癇癪持ちさんが怒り始めたら、質問や疑問を投げかけてみよう!

人間の脳は、どんなに怒り狂っていても質問や疑問を投げかけられると
無意識にその答えを考える…と言われています。

あまりしつこく質問や疑問を投げかけるのは逆効果になりますが、
癇癪持ちさんが怒り始めたらちょっと考えたら答えられそうな
質問や疑問を投げかけてみてください。

「怒」の感情をコントロール出来ない状態の癇癪持ちさんも、
質問されるとそっちに頭がいって冷静さを取り戻す事があります。

②癇癪持ちさんにイライラしちゃいそうな時は深呼吸をしよう

癇癪持ちさんと接していると、あまりに理不尽な事ばかり言われて
ついついこちらまでイライラしてしまう事が多いと思います。
でもそれで自分までイライラして喧嘩になってしまっては大変です。

そんな時は、一旦落ち着いて深呼吸をしてみましょう。
深呼吸は酸素をたくさん脳に取り込むので、高ぶった感情を沈める効果があります。
これは癇癪持ちさんと関わる人だけでなく、癇癪持ちさんにも同じ効果があります。

癇癪持ちさんが怒り始めたら、深呼吸するように促してみてください。
また「怒」の感情はたった6秒我慢するだけでも落ち着くとも言われています。
深呼吸している間に6秒は経過します。

「怒」の感情が出てきた時は、6秒我慢しつつ深呼吸している
酸素をたくさん脳に取り込んで冷静さを取り戻しましょう。

まとめ

癇癪持ちの原因.癇癪持ちさんと上手く付き合うコツ…いかがでしたか?
癇癪持ちさんは性格が悪い訳では決してありません。

実は癇癪持ちさんは不安が強くて理想が高い反面、
誰より周りに気を遣うタイプだったりします。

あまりに感情の起伏が激しい場合、
「癇癪持ち」ではなく「不安障害」という心の病気の場合もあります。

喜怒哀楽…色々な感情を持っていて、
それを行動だけでなく言葉でも表現するのはわたし達人間だけです。

その中でも特にコントロールが難しいのが「怒」の感情です。
「「怒」の感情なんてなければ良いのに…」
って思う事はたくさんありますよね。

でも、「怒」も必要な感情のひとつです。
誰だって癇癪持ちになる可能性があります。
感情と上手く付き合えるようにするには、心にゆとりを持てる生活をする事です。