テレビを見ていると、がん保険加入を勧めるCMが
たくさん流れているのを目にしませんか?
また、芸能人の癌報道を最近よく耳にしませんか?
 
私の家族にも癌になった人達がいます。
 
父方の祖父が、私が生まれる前に末期の胃癌で亡くなり、
父方の祖母は歳をとってから腸閉塞になり、その時に大腸がんが
見つかって救急搬送されて緊急手術をしました。

癌は色々な種類がありますが、死因のトップ3にも入っていて
生命を落とす可能性もあるとても怖い病気です。

今回はそんな癌の原因の中でも、皆さんが一番最初に思いつくで
あろう「発がん性物質」について、詳しく見ていきます。

 

発がん物質4つを知っておこう!

発がん性物質とは、まさに名前の通り、癌になるリスクを
あげる有害な化学物質の事
を言います。

文明が進化して便利な暮らしになった今、発がん性物質は
私達の身近にたくさんあります。

代表的な物はタバコの煙、自動車や工事から排出される煙、
アスベスト、食品添加物の4つです。

1.タバコの煙

発がん性物質と聞いて、最初にパッと思いつくのはタバコだと
いう方は多いのではないでしょうか。

タバコのパッケージにはニコチン、タールの量しか記入されて
いませんが、タバコの煙には何と400種類以上のたくさんの
化学物質が含まれています。

その中でも発がん性物質としてわかっているのは60種類です。

タバコの煙に含まれている代表的な発がん性物質は「アセトアルデヒド」
「ベンゾピレン」です。

さらにタバコの煙には主流煙、副流煙の2種類あります。

どちらにも発がん性物質が含まれているので、タバコを吸う人だけでなく
タバコを吸う人が身近にいる人も受動喫煙により、発がん性物質を
知らぬ間に吸い込んでいます。

タバコは私達の暮らしの中でも、最も身近にある発がん性物質だと
言えるのです。

2.自動車や工事から排出される排気ガス

タバコの次に思いつく発がん性物質は、自動車や工事から
排出される排気ガスでしょう。

特にディーゼル車から排出される排気ガスには、有害な
化学物質がたくさん含まれています。

自動車や工場から排出される排気ガスに含まれている代表的な
発がん性物質は「ベンゼン」「ダイオキシン」です。

最近は排気ガスをあまり出さない車の開発が進んでいて、
少しずつですが排気ガス問題は改善されています。

でも排気ガスがゼロになった訳では無いし、世界でみたら
中国などでは排気ガス問題はいまだ改善されていないので
注意が必要です。

3.アスベスト

化学物質を扱う工事や、ある特定の職場にも発がん性物質が
あります。

代表的な発がん性物質は「アスベスト」です。

アスベストとは、断熱性、保湿性に優れた素材で昔は建築物や
自動車のブレーキパッドなどによく使われていました。

アスベストに発がん性物質が含まれている事がわかってから、
新しく建築された建物などに使用される事はなくなりました。

しかし古い建築物にはアスベストが使われていて、解体する時などに
大量のアスベストが放出されてしまい、作業員や周辺に暮らす
人達への影響が心配されています。

また、ある特定の職場で有名なのは、印刷業などの日常的に
化学物質を扱う職場
です。

印刷業では「ジクロロクロパン」という化学物質がよく使われていて、
これが発がん性物質と言われ、癌になった職員が多発したという
問題が起きた事があります。

4.食品添加物

これはちょっと意外と感じる方が多いかもしれませんが、私達が
普段口にする食品に含まれる食品添加物にも、実は発がん性物質が
含まれています。

食品添加物に含まれている代表的な発がん性物質は、主に以下のものが
あります。

・ハムやベーコンの着色料として使用されている「亜硝酸ナトリウム」
・砂糖の代わりに使用される人工甘味料「アスパルテーム」「アセスルファムK」
・福神漬けや紅しょうがのタール系の合成着色料「赤色2号」「青色2号」

また、輸入果物に使われていている防カビ剤や、かまぼこやちくわに
使われていている殺菌、漂白剤にも発がん性物質が含まれています。

食品添加物に含まれている発がん性物質は、少量食べただけでは
身体に悪影響はありません。

ただし、偏食や暴飲暴食など食生活の乱れは、癌の原因になるので
注意が必要
です。

 
癌の原因の一つである「発がん性物質」について見てみましたが
いかがでしたか?

目にはハッキリとは見えないけれど、普段の暮らしの中にたくさん
含まれている発がん性物質は本当に怖いものです。

しかも種類も数え切れないくらいたくさんあるから、余計に怖さを
感じるのではないでしょうか。

特に最も身近にある発がん性物質のタバコには、60種類も発がん性物質が
含まれているのには驚くばかりですね。

吸わない人に受動喫煙させないようにちゃんと分煙したり、
吸う本数を徐々に減らすようにしたり、無理なく出来る事から少しずつ始めて
発がん性物質をなるべく摂取しないよう気を付けたいものですね。