空気呑気症って何?
 
まずこの病気の名前…一発で読めますか?
 
あたしは看護師として働いていますが、
恥ずかしながら「くうきのんきしょう」と読んでしまいました(苦笑)。
 
もちろん「くうきのんきしょう」は正しい病気の読み方ではありません。

正しく読めなかったのでまずは読み方から調べてみました。
くうきどんきしょう」と読むようです。

読み方がわかったところで、
次に気になるのは一体どんな病気なのかな?ですよね。

簡単に説明すると、たくさんの空気を飲み込んでしまう病気
「空気呑気症」なんだそうです。

ちなみにこの病気には別名もあり
「空気嚥下症(くうきえんげしょう)」とも読まれています。

空気呑気症の原因は?

無意識のうちに飲み込む空気の量が多くなってしまうのが
空気呑気症の原因の一つ
と言われています。

余計な空気を無意識にたくさん飲んでしまうって一体どういう事?」と
疑問に思った方もいるでしょう。

でも、実は私達は普段の暮らしの中で食事の時などに、
ごく少量の空気は普通に飲み込んで生活をしています。

だけど例えば、ひとりの時ならまだしも人前でゲップやオナラをするのって
ちょっと恥ずかしくてついつい我慢してしまう事ってありませんか?

また人間関係や悩み事などで何かしらのストレスが溜まっている時や、
大事な会議や発表会があったりして緊張している時、
何気なく唾液を飲み込む事ってありませんか?

こうした日常生活の中での小さな我慢やストレスが、
知らず知らずのうちに余計な
たくさんの空気を飲み込んでしまう原因になっている
のです。

また、ごく稀ですが歯の噛みしめも原因の一つと言われています。

噛みしめという言葉を聞くと歯をぎゅー!と強く食いしばるイメージを
持たれる方が多いかもしれません。

でも実は上下の歯を閉じているという程度の噛みしめは
食事の時などに短時間ほとんどの方がしている動作で、
普通だったらあまり支障がありません。

しかし、ここで問題となるのは、
普段の暮らしの中で無意識かつ慢性的に行われる噛みしめです。

こうして知らず知らずのうちに噛みしめをたくさん行っていると、
空気を飲み込む量が増えてしまう原因になる
のです。

空気呑気症の症状は?

一番わかりやすい症状はお腹が常に張ったような感じがして
ゲップやオナラが急に出てきそうになったりして、
予期せぬ時に出てしまったり回数がいつもよりも増えたりします。

その他にも、ゲップをした際に逆流してくる胃液による胃部不快感や
胸焼け.吐き気、頭痛や肩こり、気分の落ち込み、歯の噛みしめ過ぎによる摩耗や
ひび割れ、歯肉炎、あるいは顎関節痛など
様々な症状が出てきます。

空気呑気症をほうっておくとどうなる?注意点は?

空気呑気症とは余計な空気を無意識のうちに
たくさん飲み込んでしまう病気ということがわかりました。

ただ空気をたくさん飲み込んじゃうだけなら、
「別に放置してても平気なんじゃないの?」と思っている方は絶対にダメですよ。

たかが空気されど空気なんです。

空気呑気症を放置する事の危険性や注意点についてお話していきますね。

空気呑気症の典型的な症状は余計な空気をたくさん飲み込んでしまうせいで、
オナラやゲップがよく出る事です。

ちなみに…一般的な成人の1日のオナラとゲップの平均回数は14~15回くらいです。

空気呑気症の場合、これよりはるかに多い回数のオナラやゲップが出ます。

ただオナラやゲップの回数が増えるだけで
出したらスッキリして、特に症状がないのであれば何の問題もありません。

しかし空気呑気症の場合は、胃や腸に入る余計な空気が多すぎて処理しきれず
オナラやゲップを出しても出しても全然スッキリしないというのが問題
となります。

例えば、ゲップをした後に何か喉に違和感を感じて酸っぱい感じがしたり
胸のあたりがムカムカしたり何かお腹が常に張っていて吐き気や食欲不振があったり…
といった症状が出た事はありませんか?

このような症状がある場合は、逆流性食道炎も併発している可能性があります。

「逆流性食道炎って何?」と思った方に、
逆流性食道炎についても少し説明しますね。

食道には逆流を防ぐ弁の機能があるのですが、
その機能が低下してしまうと胃酸が食道に逆流してしまいます。

それにより、食道が炎症を起こしてしまうのが逆流性食道炎という病気です。

また、空気呑気症の人は奥歯の噛みしめの習慣がある為に
余計な空気をたくさん飲み込んでしまう事が多く、

その噛みしめの動作でこめかみの疲労や、
頭痛や首の痛み、肩こりなどに悩まされたりします。

さらに、余計な空気をたくさん飲み込んでしまう事で
胃が膨張してまわりの臓器も圧迫されてしまい、

胸の痛みや心臓の痛みに発展してして心臓が圧迫される事で、
息苦しい症状が出てくる場合あります。

つまり空気呑気症はただ余計な空気をたくさん飲み込んでしまう病気ですが、
放置していると処理しきれない余計な空気が原因となって、
身体のあちこちに日常生活にまで支障をきたしてしまう色々な症状が出てきてしまうのです。

ですので放置をしたら絶対ダメなので気がついたら
一刻も早く治療されることをおすすめします。