足のむくみの原因については様々なものが考えられますが、
その中のひとつに糖尿病によるものがあります。
 
少しでも足のむくみが変だと思ったら
早めに病院へ行くことで早期発見につながります。
 
糖尿病ははやめに対処することが先決です。
 
ここではなぜ糖尿病でむくみが起きるのか、考えていきたいと思います。 

 

糖尿病で足がむくむ2つの原因とは?

超尿病により高血糖の状態が続くと、血管に負担がかかり、血管自体に
病変をきたすことがあります。

むくみは足以外の部分にもおきますが、心臓から遠い部分である足は
一般的にむくみが起こりやすく、さらに糖尿病により動脈硬化が進んでいると、
足の血流も悪くなっていることから、足のむくみが起こりやすい
と考えられます。

1.糖尿病性腎症

糖尿病の三大合併症に「糖尿病性腎症」があります。
腎臓の血管に病変をきたすことで腎機能が低下し、腎症になる可能性があります。

腎臓は血液中の老廃物をきれいにしたり、体内の水分や電解質を調節する働きを
していますが、腎臓の機能が低下することで体内の水分量の調節ができなくなり、
むくみが起こりやすくなります。

腎機能が低下し症状が悪化することで腎不全になり、透析が必要になってしまう
こともあるので、むくみなどの症状が出たら早めに受診することが大切です。

2.心臓の病気

心臓の血管に負担がかかることで、狭心症や虚血性心疾患などになります。
さらにそれが悪化し心不全になると、心臓のポンプ機能が低下し、全身の血流が
悪くなりむくみが起こりやすくなります。

 

むくみの対処方法2つ

1.血糖コントロールをする

糖尿病の治療には食事療法や運動療法、必要であれば薬物療法があります。
お医者さんの指示のもとでしっかり治療をすることが大切です。

2.一時的対処

・足の挙上
横になって足を心臓より高くすることでむくみの改善が見られます。
枕や、丸めたバスタオルなどを足の下に敷いて眠ると良いでしょう。

・適度な運動
運動をすることで足の筋肉が刺激され、足の血行改善につながります。

・体を温める
お風呂に入り温まることで、全身の血行がよくなりむくみの改善に
つながります。
また、靴下を履き足を冷やさないようにしましょう。

糖尿病で神経障害も伴っている方は、足の神経も鈍くなり、傷なども
気付かず悪化させてしまうこともあるので、足の保護もかねて靴下を履くと
良いでしょう。

抗菌性が高く内側に縫い目のない、糖尿病の方向けの靴下も
販売されています。

 
このように糖尿病の方の足のむくみには、心配な原因が隠れているかも
しれません。

もちろん、糖尿病で足がむくんだからと言って、必ずしも腎臓や心臓に
問題があるわけではないかもしれません。

一般的なむくみの可能性もありますが、一晩で良くならないむくみや
足以外の部分もむくんでいたり一時的な対処で改善が見られない場合は、
早めに受診することをお勧めします。