健康診断の血液検査に「肝機能」という項目が必ずあります。
 
何も異常がなければ特に気にもせず、見落とされがちな
項目かもしれませんが、実は肝臓の病気を早期発見する為に
必要な、とても大切な検査項目なのです。

 
肝臓の病気の多くは、この「肝機能」が低下する事から
始まります。

でも、なぜ肝機能が低下してしまうのでしょうか?

今回は肝機能が低下する原因を6つ、ご紹介します。

 

肝臓はどんな働きをしているの?

まずは、肝臓がどんな働きをしているのか知りましょう。

肝臓には、体内の血液の1/4が集まります。

肝臓は体内にある有毒物質を無毒化してくれる
非常に大切な働きをしています。

そのため肝臓は負担のかかりやすい臓器です。

しかし肝臓は「無言の臓器」と言われていて、
何か異常があってもサインをなかなか出さないのが
特徴
と言われています。

肝機能低下の原因6つとは?

肝機能が低下する原因は、以下の6つの生活習慣が
大きく関係しています。

1.食生活の乱れ

体のエネルギー源であるブドウ糖は、毎日の食事から
摂取しています。

食事からのブドウ糖が足りなくなると、肝臓にある
グリコーゲンがブドウ糖になって、エネルギーとして
使われるようになります。

また早食いをすると血糖値が急上昇してしまい、肝臓も
いつもより急ピッチで働くようになります。

食生活の乱れは、肝臓に大きな負担を与えてしまいます。

2.ストレス

ストレスを強く感じた時に出てくるホルモンは、血管を
収縮させて血圧を上昇させます。

肝臓は体内の1/4の血液が集まる臓器なので、血圧の上昇は
肝臓に大きな負担を与えてしまいます。

3.無理なダイエット

ダイエットをしている時に不足しがちなのはタンパク質です。
タンパク質は肝臓に運ばれる脂肪とくっ付いてエネルギーとなり、
全身に運ばれていきます。

無理なダイエットでタンパク質が不足したりリバウンドを
繰り返すと、肝臓には脂肪だけが蓄積されて脂肪肝などになる
恐れがあり、肝臓に大きな負担を与えてしまいます。

4.タバコを吸っている

タバコには数え切れないくらいたくさんの有害物質が
含まれています。

その中でもアセトアルデヒドという有害物質が、肝臓を
痛める原因
と言われています。

5.薬の影響

薬は本来、身体を良くする為に飲むものです。
しかし、間違った服用の仕方をすると、肝臓が薬を
有害物質と判断してしまう事があります。

肝臓は有害物質と判断した薬を解毒しようと働き出して
しまいます。

薬の過剰摂取、長期服用は肝臓に大きな負担をかけて、
結果的に肝臓の働きを弱くしてしまいます。

6.便秘がある

便秘と肝臓は無関係と思うかもしれませんが、実は密接な
関係があります。

便秘は本来排出される有害物質が、体内に蓄積されている
状態です。

便秘は有害物質を解毒する肝臓に大きな負担を与えてしまいます。

 

まとめ

肝機能が低下する6つの原因、いかがでしたか?
生活習慣の乱れが、気付かないうちに肝臓に大きな負担を
与えています。

肝機能の低下は、無言の臓器と言われている肝臓からの
SOSのサイン
です。

健康診断の血液検査で「肝機能」に異常がない人も、
生活習慣の見直しをして、肝臓への負担を減らして
あげるようにしましょう。