ゲップをした時、酸っぱい味がして気持ちが悪くなったり
胃がキリキリと痛くなった事はありませんか?

その症状はもしかしたら「胃酸過多」かもしれません。
 
胃酸過多って病名はどこかで聞いた覚えはあっても
・どんな病気か?
・原因は?
・対策法は?
ということに関して知る機会って少ないですよね。

そこで今回は胃酸過多について、
原因や症状や対処法をご紹介します。

 

胃酸過多とは?

そもそも胃酸過多とはどのような病気なのか、
どういった症状が出てくるのか、そしてそのまま
放っておくとどうなるのかについて、以下に挙げます。

胃酸過多とはどのような病気?

胃酸過多とはまさに字の通り、
胃酸が必要以上に多くでてしまう病気の事を言います。

胃酸は食べ物を消化する時に分泌される、
強い酸性の消化液です。

本来胃酸は食べ物が胃に入っている時に
必要な量だけ分泌される消化液ですが、

胃酸過多になると、空腹で
胃が空っぽの状態の時にも胃酸が出てきてしまうようになります。

胃酸過多の症状は?

胃酸過多の代表的な症状は以下の6つです。

・胃がもたれる
・胸焼けがする
・ゲップが出やすくなる
・胃酸が逆流してくる
・吐き気がする
・口が臭くなる

どの症状も、誰もが一度は経験がありますよね。

胃酸過多の場合は、これらの症状が一過性ではなく長期間続くのが特徴です。

胃酸過多を放置すると?

胃酸は強い酸性の消化液で、金属を溶かす事も出来ると
いわれています。

胃はそのような強い酸性の胃酸にも負けないよう、
バリアが作られていますが、
胃酸過多が続くとそのバリアも弱くなってしまいます。

さらに食道は胃と違って胃酸から守るバリアはなく、
刺激に非常に敏感です。

このような理由から
胃酸過多を放置すると、胃酸で胃や食道が荒れてしまい、
「逆流性食道炎」「胃潰瘍」などの病気になってしまう事があります。

 

胃酸過多の原因3つ

胃酸過多になる原因は3つあります。

1.暴飲暴食

胃酸は食べ物が胃に入ると消化に必要な量だけ分泌されます。

しかし、暴飲暴食をすると胃は食べた物を早く消化しようと

胃酸を必要以上に分泌させてしまい、
胃酸過多になってしまう事があります。

2.ストレスによる自律神経の乱れ

ストレスから胃潰瘍になることもあるとおり、
ストレスによる自律神経の乱れが胃酸過多の原因になったりします。

自律神経には「交感神経」「副交感神経」の2種類があります。

「交感神経」は緊張状態の時に働く神経であり、
一方「副交感神経」は、リラックス状態の時に働く神経です。

私たちはストレスを感じると緊張状態になり、交感神経が働きます。

しかしストレスが強いと自律神経が乱れて、リラックス状態で
働くはずの副交感神経の働きも活発になってしまいます。

ストレスで自律神経が乱れて副交感神経の働きが活発になり過ぎると、胃酸の分泌が増大されて胃酸過多になってしまう事があります。

3.高ガストリン血症

ガストリンとは、聞きなれないかもしれないですが、
十二指腸側の胃の出口は幽門(ゆうもん)と呼ばれる部分で、
その一歩手前の幽門前庭部から分泌されるホルモンです。

ガストリンには胃酸や消化酵素の分泌、胃壁の細胞増殖、
血糖値を下げるインスリンの分泌を促す働きがあります。

本来ガストリンは、セクレチンというホルモンの働きで分泌されます。

しかし、胃の中にピロリ菌がいると、ピロリ菌が作るアンモニアで
ガストリンが分泌されてしまい、高ガストリン血症になってしまう事が
あります。

高ガストリン血症になると、ガストリンの働きが過剰になり
胃酸過多になる事があります。

 

胃酸過多の対処法3つをチェック!

普段の暮らし中で出来る胃酸過多の対処法は、3つあります。

1.暴飲暴食をやめよう!

胃に負担をかけない食事量は腹8分目と言われています。

「まだ少し食べれるなぁ」
くらいがちょうど腹8分目です。

食べ過ぎや飲み過ぎには注意して、胃に優しい食生活をしましょう。

また、食べ物が消化されやすいように、食事をする時は
よく噛んで食べるようにしましょう。

2.ストレスを溜めないようにしよう!

ストレス社会と断言してもいい現代で、ストレスをゼロにする事は
正直なかなか難しいはずです。

でも、ストレスを溜め込まないように気分転換する事は出来ます。
自分なりの気分転換を見つけて、ストレス解消しましょう。

3.定期的に胃カメラ検査をしよう!

皆さん、定期的に胃カメラ検査は受けていますか?

胃カメラ検査は苦痛を伴うし、なかなか受ける機会もありません。

でも、食道や胃の状態を直接確認することはとても大切です。

まだ一度も胃カメラ検査を受けた事がない人は、受ける事を
お勧めします。

 

まとめ

胃酸過多になる3つの原因と対処法3つ、いかがでしたか?

暴飲暴食、ストレスなど胃酸過多になる原因は暮らしの身近に
常にある事ばかりです。

高ガストリン血症になる原因のピロリ菌も、知らないだけで
持っている人が実はたくさんいます。

胃酸過多にならないようにする対策法は、食生活の改善、
ストレス発散、定期的な検診です。

胃酸過多を放置すると、症状が悪化して「逆流性食道炎」や「胃潰瘍」に
なってしまう可能性があります。

「逆流性食道炎」や「胃潰瘍」になると、日常生活に支障がでたり
治療にもかなりの時間がかかってしまいます。

胃酸過多は早期発見、早期治療がとても大切な病気です。

「もしかして胃酸過多かな?」
と感じたら、これまでの生活習慣の見直しと同時に、一度病院で
しっかり検査を受けましょう。