経験されたことがある方は多いと思いますが、
突然足がつって痛い思いをするとホント固まりますよね。
 
どうしたらいいんだろう・・・
まずい!大丈夫かな・・・

 
って冷や汗かくと思います。
 
「足がつる」という症状は、60%もの人が経験した事が
あると言われています。

今回は、足がつって困った経験がある方は必見です。

足がつる2つの原因と、足がつってしまったときの対処法を
ご紹介します。

 

足がつるとはどんな状態?

「足がつる」とは、別名「こむら返り」とも言います。

筋肉を動かす司令を出す運動神経の一部である、運動神経末梢と
いう部分に不具合が起きて暴走してしまい、ふくらはぎや足の
側面、指先や腱の付け根に痛みが出てきてしまう状態の事
を言います。

 

足がつるメカニズム

筋肉は、筋繊維という1本の細い繊維が束になった筋束が集まって
出来ています。

わかりやすい表現にすると、私たちの筋肉はパスタと同じです。

パスタは、1本1本が束になっていて束になったモノが
いくつかパックされています。
私たちの筋肉も、それと同じような感じになっています。

足がつっている時には、この筋肉の中にある筋繊維の一部が
縮んでいる状態になっています。

筋肉は1本1本の筋繊維同士がぎゅっとくっついているため、
筋繊維の一部が縮むと縮んでいない筋繊維との間でズレが生じます。

筋繊維のズレにより、筋繊維に近くの痛覚繊維といわれている
痛みを感じるセンサーが、刺激を受けることになります。

筋繊維のズレで痛覚繊維が刺激される事で、足がつって痛みを
感じます。

 

足がつる2つの原因は?

足がつるのは、運動神経末梢に不具合が起きる事が原因になります。
運動神経末梢に不具合が起きる原因は以下の3つがあります。

1.体内のミネラルバランスの乱れ

ミネラルは私たちの健康を守る為に、大切な働きをしています。

ミネラルにはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど
様々な種類がありますが、お互いに影響を与えて合っています。

例えば、マグネシウムはカルシウムと協力し合って骨を丈夫に
してくれたり、カルシウムが体内に吸収されるのをコントロール
しています。

このような大切な働きをしているミネラルのバランスが乱れると、
身体のあちこちに不調が出てきます。

足がつる症状も、ミネラルバランスの乱れが影響していると
考えられています。

ミネラルバランスが崩れるのは、以下のようなケースがあります。

・運動をして汗をたくさんかいた時

汗にはナトリウムが含まれています。
運動をして汗をたくさんかけばかくほど、体内にあるナトリウム
どんどん減ります。

・下痢や嘔吐などがある時

下痢をすると体内にある水分と一緒に、ナトリウムやカリウム
失われてしまいます。

・利尿剤などを飲んでいる時

利尿剤は、尿の量を増やすお薬です。
尿の量が増えると、尿と一緒に出てくるカリウムがどんどん
減ります。

・妊娠している時

妊娠中は、胎児の骨を作る為にカルシウムがよく使われて
カルシウム不足になる事がよくあります。

2.筋肉の伸びを察知するセンサーの不調

筋肉には、筋紡錘(きんぼうすい)という、筋肉が伸びている事を
察知するセンサーが付いています。

筋紡錘は、筋肉が伸びている状態を脳に伝える事で、脳が
適切な指示が出せるようにサポートをしています。

この筋紡錘の働きに付着が起きると、脳が筋肉の状態を
把握できなくなってしまいます。

筋肉の状態が把握出来なくなった脳は、適切な指示が出せなく
なって、必要以上に「筋肉は縮め」という指示が出されてしまい
足がつってしまいます。

筋紡錘の働きに不調が起きる原因は様々ありますが、
以下のような要因が大きいと言われています。

・立ち仕事や運動をする機会が比較的多く、足の筋肉の
 緊張状態が長く続いている

・加齢や運動不足で、筋力低下や血行不良がある

・冷え性で血行不良がある

 

足がつってしまったときの3つの対処法

足がつってしまったら、足がつる原因を何とかするのが一番です。

今回オススメしたい足がつったときの対処法は3つあります。

1.ふくらはぎストレッチをしよう!

足がつってしまったときには収縮してしまった
ふくらはぎの筋肉をほぐすことが大切です。

足をほぐす為に簡単に出来るのが、ふくらはぎのストレッチです。

《ふくらはぎマッサージのやり方》

①足を伸ばして座る
②足の指先を手前にゆっくり伸ばす

足の指先は手を使って手前に軽く押すようにして
5秒間そのままの状態にして、元に戻すのを
2~3回繰り返します。

2.お風呂でマッサージ、ツボを押そう!

お風呂は血行不良に効果があり、筋肉もほぐしてくれるので
足がつるのを解消出来ます。

また、足がつった時に効果があるツボがあるので、
ツボ押しもお勧めです。

《お風呂マッサージのやり方》

①湯船に浸かる
②足首から膝にかけて、優しく揉みほぐす

《足がつった時に効果があるツボ》

・陽陵泉(ようりょうせん)
膝の外側にある骨が出っぱった所にあるツボ

・足の三里(あしのさんり)
膝の下にある太い骨の外側、膝下5cmくらいの所にあるツボ

3.適度な運動をしてこまめにミネラルや水分補給をしよう!

筋力低下は血行不良を起こして、筋紡錘の働きを不調にします。
適度に運動をして、筋力低下を予防しましょう。

また、運動をすると汗をかいて体内の水分やミネラルが減少します。
水分量は血行不良に繋がります。

ただ、水分補給するだけではミネラルバランスが崩れてしまいます。
運動をした後は、スポーツドリンクなどを飲む事をオススメします。

水分、ミネラルどちらもこまめに補給しましょう。

 

まとめ

足がつる2つの原因と足がつらないようにする3つの対処法、
いかがでしたか?

60%、つまり2人に1人は経験をしているくらい、足がつるのは
かなりメジャーな症状です。

たまに足がつる程度なら、そんな心配する必要はありません。
でも、何度も足がつるのを繰り返す場合は「肉離れ」に
なったりするので注意が必要です。

よく足がつって困る方は、一度病院へ行ってみる事をオススメします。