過活動膀胱と膀胱炎の違いってなんだかわかりにくいですよね。

どちらも頻尿や切迫感という症状があるので、いまいち区別がつかない…という方も結構いるんじゃないかと思います。
でも、過活動膀胱と膀胱炎は全く違う病気です。
今回は、そんな過活動膀胱と膀胱炎の違いについて少しお話したいと思います。

また、過活動膀胱のチェック方法も後程紹介していきますので
ぜひ参考にしてみてくださいね。

過活動膀胱と膀胱炎の違いは?

過活動膀胱のほうが膀胱炎よりもかかりやすいといわれています。
主に尿意があったときに膀胱あたりに痛みがある場合には膀胱炎、
そうでない場合には過活動膀胱を疑ったほうがよいでしょう。

そして過活動膀胱のほうが尿意がでたときに我慢出来なくておしっこを漏らしてしまう傾向があります。

また膀胱炎は細菌などが膀胱内に入り込み炎症が起きてしまう病気です。

細菌が入る理由としては、排便時にトイレットペーパーに付着した便に含まれる大腸菌などの細菌が尿道に付いてしまう事が考えられます。

過活動膀胱と膀胱炎の違いは、原因にもあります。

過活動膀胱の原因は膀胱の働きが弱くなってしまう事にあります。

膀胱炎の原因は、細菌などが入り込む事による膀胱の炎症です。

また、繰り返しになりますが症状にも大きな違いがあります。

過活動膀胱の場合には、頻尿以外に尿意が我慢出来ない
尿意切迫感や我慢出来なくて尿漏れしてしまう切迫性尿失禁などの症状があります。

膀胱炎の場合には、頻尿以外におしっこをしてもスッキリしない残尿感や
排尿時にチクチクと尿道のあたりが痛くなる排尿痛.腹痛などの症状があります。

治療方法にも違いがあります。

過活動膀胱の治療では、膀胱の働きを改善させる内服薬を処方されたり骨
盤底筋体操などをして排尿コントロールが出来るようにします。

膀胱炎の治療では炎症を抑える抗生剤が処方されたり、
トイレは我慢しないで排尿を促すように水分摂取も積極的にするように指導したりします。

では、過活動膀胱になったかどうかをどのようにチェックするか
方法を知りたいですよね。
そんなときに役に立つのが以下のセルフチェックです。

過活動膀胱セルフチェック

過活動膀胱のセルフチェックには、過活動膀胱症状質問表(OABSS)を使用します。
これからする質問にどのくらい当てはまるか?
合計何点だったか?
チェックしてみて下さい。

質問①

朝起きてから寝るまでの排尿回数は?
0点:7回以下
1点:8~14回
2点:15回以上

質問②

夜寝てから朝起きるまでの排尿回数は?
0点:0回
1点:1回
2点:2回
3点:3回以上

質問③

急におしっこがしたくなったり、尿意我慢出来ない事は?
0点:ない
1点:週に1回以下
2点:週に1回以上
3点:1日1回くらい
4点:1日2~4回くらい
5点:1日5回以上

質問④

急におしっこがしたくなって、我慢出来なくて尿漏れした事は?
0点:ない
1点:週に1回以下
2点:週に1回以上
3点:1日1回くらい
4点:1日2~4回くらい
5点:1日5回以上

…皆さん、結果はどうでしたか?

ちなみに
合計点が3~5点だった方→軽症
合計点が6~11点だった方→中等症
合計点が12点以上だった方→重症
という分類になっています。

この質問表で、合計点が12点以上だった方は過活動膀胱の可能性がかなり高いです。

頻尿.尿漏れなど普段の暮らしに不便が出るような症状が
しょっちゅう出ているかと思います。

ちなみに、過活動膀胱は生命に関わるような病気ではありません。
でも、トイレの事を気にして暮らし続けるのはしんどくないですか?
トイレが気になって、おちおち外出も出来ない…とか嫌じゃないですか?

頻尿や尿漏れ…そんな症状とおさらばしたいとは思いませんか?

セルフチェックで過活動膀胱の可能性があるという結果が出た方は、
1度病院に相談しに行く事を強くオススメします!

過活動膀胱はきちんと治療を受ければ症状は改善されていき、
トイレを気にする暮らしとおさらば出来る病気です。
1人で悩んで抱え込むような事は絶対しないで下さいね?
放置は絶対にダメです!