数多くあるアウトドアの中でも、小さいお子様から
お年寄りまで、幅広い年代に人気があるのが登山です。
 
でも登山をする時に注意して欲しいのが「高山病
という病気です。
 
今回は高山病の原因と症状、高山病にならない為の対策法を
ご紹介します。

 

高山病とは?

高山病とは、標高の高い山など酸素が薄い環境で、頭痛や吐き気、めまい、
倦怠感などの体調不良が起こる状態の事
を言います。

高山病の症状5つは?

高山病の代表的な症状は以下の5つです。

①頭痛
②食欲不振.吐き気
③疲労、倦怠感
④めまい、立ちくらみ
⑤睡眠障害

これらの症状の中でも、高山病になると必ず起こるのは
①の頭痛です。

脳は身体のどの部分よりも酸素を特に消費しますし、
低酸素に非常に弱い特徴がありますので、
高山病になると頭痛が必ず起こります。

ですので登山をしていて体調不良になった時、
どのくらいの高さまで上ったのか標高を調べたり

頭痛を発症しているのかどうなのかを調べたりすることで
高山病かどうかの判断をすることになります。

高山病になりやすい人・環境は?

登山をする人全員が、必ずしも高山病になる訳ではありません。

高山病にはなりやすい人やなりやすい環境は
以下の4つがあります。

①高齢者
②体調が万全でない人
③急激に高度を上げた時
④標高6000m以上

 

高山病の原因は?

高山病の一番の原因は先述のとおり、「酸素不足」です。

ご存知のとおり標高が高くなればなるほど、
空気中に含まれる酸素の濃度は減っていきます。

通常は酸素不足が起こると、私たちの身体は呼吸回数を
増やすなどの反応で対応します。

しかし高山病になってしまうのは
もともと酸素不足の環境にいることが主な要因なので、

身体が呼吸をしようとしても酸素が不足しているため
適切な対応を行うことが出来なくなってしまいやすいです。

すると体内の酸素不足がずっと続いて
高山病の症状が出てきます。

高山病にならない為の対策法7つ

高山病にならないようにするには、低酸素状態になるのを気をつけたり、
身体を慣らしていく事が大切です。

対策法は以下の7つがあります。

1.少しずつ身体を慣らす

登山で大事なのは、低酸素状態に身体を慣らしてあげる事です。
身体が低酸素状態に慣れるまでは、時間が少しかかります。

富士山などの標高が高い山の登山をする時には、疲れていなくても
途中にある休憩所で最低でも1~2時間くらいは滞在し、低酸素状態に
身体を慣れさせる事をお勧めします。

2.水分補給や酸素補給をしっかりする

登山では大量に水分を消費します。

「喉が乾いたな…」というタイミングで水分補給するだけでは、
水分不足になる可能性があります。

脱水は血液循環を悪くして、高山病になるリスクを高めてしまいます。
登山中は定期的にこまめに水分補給する事をお勧めします。

そして、酸素ボンベまたは酸素缶を持参していきましょう。

ただし酸素ボンベと酸素缶は大きな違いがあります。

まず、酸素缶は小さくて持ち歩きやすいですが
酸素ボンベはでかくてがさばります。

富士山クラスの登山の場合は酸素ボンベ1本あれば十分といわれていますが
3.5キロの重さがあるので、持ち運びだけで体力がいります。

ですが、酸素缶は5リットルしか酸素がはいってないので
1200リットル入ってる酸素ボンベのほうが酸素がきちんと供給されます。

しかも1分あたり2リットル使うのが目安といわれていますので
酸素缶だとすぐに無くなってしまいます。

では、酸素缶に意味はあるのって突っ込みたくなりますが、

もちろん、酸素不足の環境におかれた状態では
酸素缶で一時的に身体にとりいれるだけでは
あまり効果がないといわれていますが、
それでもないよりはあったほうが良いに越したことはありません。

低めの標高なら酸素缶だけで間に合う場合もあり
使い方次第といえるでしょう。

3.焦らずゆっくり登る

登山の出だしは体力が有り余っているので、
ついついハイペースになりがちです。

でも、ハイペースに登ると急激な高度の変化に身体がついて
いけなくなり、高山病になるリスクを高めてしまいます。

マラソンと同じように最初から飛ばすのはやめて、

登山をする時は、身体に無理をさせないようにペース配分を
考える事が大事
です。

4.深呼吸をする

登山では疲れが出てくると、疲労でだんだん呼吸が浅くなって
いきます。

でも浅い呼吸は十分な酸素を取り込めないので酸素不足になりやすく、
高山病になるリスクを高めてしまいます。

登山をする時は、息が上がってきたら深呼吸をして、意識的に
酸素を取り込むようにしましょう。

5.日頃から運動をする

登山は特別な持久力や筋力がなくても出来るアウトドアです。
だから小さいお子様からお年寄りまで、幅広い年代で
人気があります。

でも、ある程度の体力を付けてから登山をする方が、高山病になる
リスクを低くする事が出来ます。

6.タバコ.アルコールは控えめに

タバコやアルコールは、酸素を取り込む力を減らしてしまいます。

酸素を取り込む力が減ると、高山病になるリスクが高くなって
しまいます。

登山をしようと思ったら、なるべく禁煙・禁酒をする事を
お勧めします。

7.睡眠をしっかりととる

事前に睡眠をしっかりととることにより
体力を万全にしていく必要があります。

睡眠不足はそれだけで体調不良に陥りやすくなるので
登山前にしっかりとはやめに寝るようにしましょう。

 

まとめ

高山病の原因と症状、高山病にならない為の対策法7つ、
いかがでしたか?

自然を身近に感じられる登山は、普段の暮らしでは体験出来ない事が
たくさんあります。

これから登山を始めようと思っている人も登山経験者の人も、
高山病にならないように、今回ご紹介した対策法を
ぜひ参考にしてみてください。