「ALS」という病気をご存知でしょうか?
 
「ALS」とは、日本語では「筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)」と言います。
 
なんだか難しい病名ですよね。

この病気を知っている人はあまりいなかったのですが
最近ではALSの患者さんが国会に出席したこともあり、
ニュースでも頻繁に取り上げられるようになりました。

そして、以前にフジテレビで放送された「僕のいた時間」も
ALSの患者さんが置かれた現実をテーマに三浦春馬さんが演じました。

ですので、ALSという言葉を聴いたことが一度はあると思います。

実は、ALSの患者さんは日本だけでも9000人ほどいるといわれています。

今回はALSの原因や症状についてご紹介します。

 

ALSとは?

冒頭にも書きましたが、ALSは日本語では「筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)」と
言います。

発症年齢は50代からが最も多いですが、20代~30代の若い世代でも
発症する事があります。

ALSは身体中のあちらこちらの筋肉がどんどんやせ細ってしまう病気で、
もしこの病気にかかってしまうと3年後に生きている可能性は
およそ50%しかないといわれるほどの難病です。

もちろん国でも難病に指定されています。

 

ALSの症状は?

ALSの初期症状には以下のようなものが見られます。

・片側の手足に力が入らなくなる
・呂律が回らず話しにくくなる
・食事の時にむせ込んでしまう
・ちょっとの事でも疲れやすくなる
・こむら返りを繰り返す

ALSは症状が少しずつ進行していくのが特徴で

・歩けなくなる(運動障害)
・食事を口から食べれなくなる(嚥下障害)
・話せなくなる(コミュニケーション障害)
・呼吸が苦しくなる(呼吸障害)

など、自力で生活するのが徐々に難しい状態になってしまう大変恐ろしい病気です。

 

ALSの原因は?

ALSの原因は、ハッキリとは現在でも解明されていません。
原因がハッキリ解明されていないので、難病と言われているのですが
以下の事が原因になるのでは?と考えられています。

私たちは当たり前のように身体を動かすことができますよね。

歩いたり走ったり、しゃべったり、食べ物を食べたりとあらゆることが
考える間もなくできています。

でも、なぜ、このように自由に思い通りに身体が動かせるのでしょうか。
それは運動ニューロンとよばれる運動神経細胞があるからです。

よくあの子は運動神経が良いとか悪いとか言ったりしますよね。

その運動神経は運動ニューロンがあってこそなんです。

ちなみにニューロンとは神経細胞のことをいいます。

手を動かそうとすると脳から電気信号が発せられます。

この電気信号を瞬時にバトンのように渡すのがニューロンです。

この運動ニューロンが破壊されたり、弱体化されたりすると
思い通りに身体が動かなくなってしまいます。

これがALSの原因といわれています。

でも何で破壊されたりしてしまうのでしょうか。

ここがあまりよく解明されてないのです。

ただ、ALSになってしまう原因は諸説あり、遺伝だといわれたり、ある地域で不思議と
そういった病気にかかる人が多いので、地域特有の病気だとか
またニューロンを破壊する物質があるのはないかなどさまざまなことがいわれています。

しかし、どれが原因なのかは現段階ではあまりよくわかってないのですが
それでも原因を突き止めようといろんな研究者が日々解明に急いでいます。

そして、最近では東北大学院や大阪大学院の研究チームが
運動ニューロンを保護する物質を発見して、それが薬に応用できるのではないかということで
試行錯誤の末、少しずつですが、新薬開発まであと一歩のところまで来ています。

この薬がどの程度の効果になるのかはまだわかっていませんが
ALSの治療に役立つのではないかと期待されています。

ただしまだまだ調査段階みたいで2019年の夏ごろまでは調査を続けるそうです。
はやく治療に役立つ薬ができるといいですよね。

まとめ

 
ALSの原因や症状について、いかがでしたか?

原因がハッキリ解明されていない病気ですし、ALSは誰もが
突然なる可能性があるのでかなり怖い病気です。

これと言った有効な治療法もまだ確立されていないので、
発症してしまった場合は症状が進行しないように、対処療法を
おこなっていくしかありません。

症状の進行を遅らせるには、早期発見をする事がポイントになります。

何かいつもと違うと身体に違和感を感じたら、些細な事でも
病院へ相談しに行く事をオススメします。